おじょーさん。餌のときだけ仲良くなれるね。
こんちは。ぼすです。
僕は、4年前くらいに結婚して実家を出ました。
今では愛しの奥さんがご飯を作ってくれます。
僕はこれでもかっていうくらい食いしん坊で、お腹が空くと
「ご飯まだー」「腹減ったー」「お腹と背中が、くっつくぞっ」と作る側からするとクッソ腹の立つ言葉をサラッと吐きます。
でも仕方がないんです。僕は奥さんに『君の味噌汁が毎朝食べたい』と約束する前から、お米と『君を一生食っていく』という生涯契約を結んでいます。2歳のときには。
既にお米に身を染めてしまっているんですね。今更足を洗うことなんて出来やしません。言うなれば無洗米みたいなもんです。は?
これも何かの縁なのか、我が家のおじょーさんもご飯生涯契約者だったようで、しかも僕より硬派で、ご飯を食べる時以外は何もしません。飼い主の僕とも一切口を聞きません。余程の信仰者とお見受けします。
こちらが普段のおじょーさんです。
ただなんとなく毛づくろいをしています。僕がカメラを向けているというのに一切の反応を示しません。
ところがどうでしょう。僕がおじょーさんのご飯の準備をする為に、カシャカシャとご飯の袋を開けると
これです。
表情さえ変えないまでも、瞳からこぼれ出るご飯への期待。
先程までの毛づくろいがフェイクであったかのような素早い切替と、一方こちらへの『カシャカシャと聞こえたが、本当にご飯なのか』の、疑いの晴れない表情も伺い知ることが出来ます。
こちらは一人で頭に謎の輪っかを乗せたSuperflyごっこをしているおじょーさんです。
『愛をこめて花束を』の、大サビの前のパープルとかイエローとか英語で歌うところ難しすぎやしねぇかと、集中しているように見えます。見えます。
ところがどうでしょう。
僕がおじょーさんのご飯の準備をすると(カシャカシャ)
「…ッターマシイレボリューショーーーーン!」
ご飯時にはタマシイレボリューションが流れます。流れます。
この反応は流石と言わざるを得ません。
しかし、僕だって飼い主としての立場関係を有耶無耶にしたくはありません。
僕がご飯をあげないとキミはほんとにいつかタマシイがレボリューションでサヨウナラなんだぞ、ということを彼女は知っておく必要があるのです。
そう、僕だって奥さんに愛想を尽かされて、ご飯を作ってくれなくなったらタマシイレボリューションですよ。お前は何を言ってるかだって?そんなこと知りませんよ。僕の脳が勝手にキーボードを打ってるんですから。
だから僕はご飯をあげるときに少し、焦らすんです。
ご飯と生涯契約した身ですから。そう安々と譲渡する気はありません。
言うなればタマシイとタマシイのぶつかり合いですよね。ですよねって言われて『…は?』みたいな顔しないでくださいよ。温厚な僕も流石にレボリューションしますよ。
まぁ話は戻して、ご飯を焦らすとおじょーさんは大抵こうなります。
見てください!乞うております!
あの夕暮れ時あたりに自分ちの前で行き交う車や通行人を突っ立って黙ってみてるおっさんくらいリアクションの無いおじょーさんが鳴くのです。この時だけはおじょーさんと急接近できる唯一の時です。レボリューションです。
なでなでしたり、ブラッシングをしたり、見つめ合ってウフフと笑い合い、愛を深めます。
そしてご飯を食べ終わると
これです。
もう僕のことなんて忘れています。
所詮ご飯でつながれた愛です。
もういいですよ、僕もお腹が空いてきました。おやつでも食べることとします。(カシャカシャ)
おじょーさんのじゃありませんからーーーうひょーーー!!バボリバボリ
さ、どうしようもない飼い主ですが、これからもよろしくお願いいたします。
ではまた!
↑一日一回クリック頂けるとランキングが上がるそうです。世界におじょでぐを知らしめましょう。
Instagramやってます。
ojosandegusan
で検索検索~♪